木曜日夜22時から放送中のドラマサイレント見ていますか?
高校を卒業してから耳が聞こえなくなった彼(佐倉想さくら そう)と、それを知らずに別れを告げられて再会を果たした彼女(青羽紬あおば つむぎ)のせつないラブストーリーです。
主な登場人物と関係性はこちらをご参考に
↓
私の友達の間でも話題になっていて、世間でも注目されているこのドラマ。
恋愛ドラマなんですが、このドラマの中の恋愛観のレベルが高くて、本来であればドロドロになったり、憎み合いになりそうな事でも、それぞれの登場人物が自分の気持ちを大事にし、そして自分だけでなく相手の気持ちを大事にしている。それが見ている私達にも伝わってくるので、せつなくてせつなくて心に響くのでしょう。
昨日の放送も泣きました〜。
今までのあらすじ…
想には、奈々というろう者の友達がいます。
大学のクラスメイトで、耳が聞こえなくなってから出逢った女の子。彼女に出逢い自分の辛い気持ちや不安な気持ちを吐き出す事ができた。手話を覚える事ができた。想にとってはとても大切な人。でも恋愛感とは少し違うくて、想はずっと高校生の時に付き合っていた紬を想っていました。
でも奈々は違った。奈々は想に恋愛感情を抱いていました。
紬は想と離れてから、辛い日々を過ごしていましたが想の親友でもあり自分も友人である、高校生の時のクラスメイト(湊斗みなと)と同窓会で再会し彼と付き合うようになりました。
湊斗はとても優しくて穏やかで紬を心から愛していた。紬も湊斗といる時は穏やかで自然体でいられてとても安心感の中にいた。家族のような。理想〜と思うような空気感で私はこの2人を見ていてホッコリ癒されていました。
ここから…
耳が聞こえなくなっていた想との再会があり
湊斗と紬の別れ
新しい想と紬の関係性
新しい紬と湊斗の関係性
想と奈々の関係性
紬と奈々の関係性…etc…
がドラマとして描かれていきます
昨日の放送は個人的に神回だと思うのですが、
同じ人を好きになった、紬と奈々がカフェで話し合うシーンが印象的でした
(見てない方は読むのをお控え下さいね)
紬は想の事をもっと理解したくて、同じろう者である奈々に会いにいきました。
奈々と話すために、手話をたくさん勉強して。
聞きたい事や気持ちを奈々に手話で伝えたのです。
紬(手話で)
【また逢いたいとかよりとにかく誰かとまた楽しくすごしてほしいと思っていた】
これは紬が想と離れてから抱いていた思いです。
そして奈々に
【(想が)辛い時に話を聞いてくれて助けてくれてありがとう。その時があるから今の想がいるちゃんとあなたに伝えたかった。】と
これはマウントをとっているわけでもなんでもなくて彼女への感謝とリスペクトの気持ちを込めて紬が奈々に話した言葉です。
紬の真っ直ぐさに、奈々もあとから想にこの時の紬の事を
奈々
【気持ちを伝えようと思って必死になって話してくれる。下手な手話で。ちょっと可愛くて愛おしい】と伝えています。
このシーンもじんわりとしました〜♡
せつないけど
みんなハッピーなんだなぁ
同じ人を愛した
そしてそれぞれの形で大切に思っている
関わってくれている周りも含めて彼であり
だから全て愛しいし大切
この2人は恋敵だったはずですがこのドラマからは陰湿な部分は感じられず
恋敵なんていう表現は申し訳ないくらい
この2人だけでなくそれぞれが高尚な関係性をこの後のドラマでも築いていくのだろうなと思っています
誰かに何かしてほしい
愛されたい
ひとりじめしたい
我慢する
この人じゃなきゃ…
などの執着や自己卑下による
恋愛関係性や家族間の関係性はもうこれからの時代変わっていく、終わっていくのだろうなと思っています。
自分の気持ちを大切にしそして相手のことも大切にできる。
形に囚われずに
ただ想う 愛する。
高尚な関係性。
ひとりひとり大切な魂があり、大切にしたいものは違う。たくさんあるかもしれないし、一つかもしれない。
全て愛の瞳で見るならば、全て愛でしかない事に気づいていくのでしょうね。
こんなに神回なのに録画してないわー( ; ; )
ぎゃー
魂が震える昨夜のドラマサイレントから私が想ったことを書いてみました。
最後までお読み下さりありがとうございました。
個人的には湊斗くんの愛が好きです♡笑